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2010.10.11

銭形警部で、正義の話をしよう。

いつのまにか銭形警部の気持ちがわかる年になってしまった、みたい。

それはこの間「ルパン三世 カリオストロの城」を見ていた時のこと。昔はルパンや次元、クラリス、メインキャラしか目に入ってなかったんだけど、今回はなぜか銭形警部にシンクロしてしまった。
インターポールに巨悪を訴えても、事なかれ主義の幹部に動くなって隠ぺいされちゃってへこんだり、それでもチャンスはまち、なれあいはしない、人道主義、信じるものは変わらない、そして結果を出す・・・銭形万歳!銭形最高!って気分でみてた。

銭形警部の最終目標はルパン逮捕で、それを考えるといつも結果は出せていないのであれですが、カリオストロの城での彼は、職業人のつらさと生きざまを体現しているような気がしてせつない。
そして、銭形警部の正義感は私の考える「正義」と近いかもしれないとも。

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さいきんダンナにつきあって、サンデル教授の番組とか、岡田 斗司夫氏のUstとか流し見して「正義」って..という問いを自分になげかけたりしたんですが..「正しい行い」って、その時点・その場所・その当事者にはよくわかんなくないですか?まあ、狭義の正義の話ですが。
ある程度の時間が経過した後の方が明確に見える気がするんですよね。

ちょっとミクロの話になっちゃうけど。
この間会った人で、仮にAさんとしますが。
「時間がたてば周りにも見えてくるかな」と自分を慰めたのですが・・・Aさんの言い分は、自分は弱者(でもないんですが)であり特別対応・優遇されなければならない。これはわかる部分もある。ただし、周りのヒトの話をねじ曲げて、自分に都合の良い「物語」を作ってしまい、その手腕がプロの域にまで達している。これが非常に恐ろしい体験でした。ま、非常にミクロな経験なんで普遍化しづらいんですが。

Aさんは話をねじ曲げることによって利益を得ることに長けすぎていたのです。
「物語」がゆがんでいる場合も、何が正しいか見えにくい。心にメモ。

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サンデル教授が示唆していることは、その時点・その場所・その当事者に立たざるを得ない私たちがその場でできるだけ「正しい行い」をできるように、過去を学び、歴史を学び、語られるストーリーは一次資料で確認し(あ、これは言ってないか)、他者の視点を考えろ、ということなんでしょうか?ナナメ見なんであんまりわかってませんが。

ああ、銭形警部と呑みながらなら話が通じそうな気がするなあ。

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