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2010.04.08

追悼 佐藤史生先生

佐藤史生氏のことを書こう書こうと思っているけど、うまく言語化できない。
そして昨日から「ワン・ゼロ」を読み返している。

この人の描く世界は、エキゾチック。そして不思議なキレのあるかっこよさ。
ただし、SFといえば真っ先に思い浮かぶような秩序あるSF的世界ではなく、アジア的混沌をはらんだ未来。
そして、今読んでも何故か「新しい」感じのある未来へ連れてってくれる。
旧トーキョー、ルナシティ、シリンの舞、アイツービル・・・

主人公キャラもいいんだよね。
ひょうひょうとして、わが道を行く系のメンツが多くて。
七生子ちゃんなんかも思春期にささるキャラだったな。

「わかんないけど

 なんだか
 背景が
 ぐるっと
 動きだす感じ

 おれ自身は
 まったくへんてつもなく
 立っているのに
 
 まわりの
 世界が-」

(ワン・ゼロ 小学館文庫より)

あの頃の「プチフラワー」って当時はすごくオトナなかんじがしていたけども、やっぱり、こういったSF・ファンタジー系の独立独歩のキャラや、男性主人公や、依存的でない、恋愛にうつつをぬかしてばかりではないキャラ、(恋愛を描いていても人間性・関係性を深く掘り下げているような・・・)そういう主人公が多いことで、なんかいろんな世界の広さ深さを垣間見せてくれてたような気がするんだよね。
それって無意識にすごく影響を受けていたかもしれない。
なんかうまく言えないけれど。

ご冥福をお祈りいたします。
今日もあなたの世界で遊んでから寝ます。

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Comments

ぜひ偲んでくださいweep

私も「ワン・ゼロ」「打天楽」「夢見る惑星」と読み返しております・・・

Posted by: minanao | 2010.04.15 at 09:07 PM

ええ~!亡くなったんだ。

夢見る惑星とか好きだったのにな。
あの繊細なキャラも独得でした。

確かにもう一度読み返したい・・。

Posted by: RIKO | 2010.04.09 at 05:05 PM

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