« 国土地理院 | Main | 「聖☆おにいさん」 »

2008.03.09

あのスニーカーはもう捨てたかい

このあいだの「ブレミアム10」のチューリップ特集。
きっと言い古された事なんだろうけれど、財津和夫の言葉選びって上手いよなあ。
同世代人でもないのに、想起される風景がある。

学生時代、北海道を自転車で走った。
宿泊するのはユースホステルと呼ばれる施設だ。
出発と帰着だけ仲間と一緒にして、あとは自由なプランニングで走る。
友達の中にはもっと安いライダーの為の宿とかを利用している子もいたが、ヘタレ系お嬢(当時)の私には当然そんな度胸もなく宿泊はユースだった。
当時、90年代の前半にかかっていたけど、それでも北海道のユースは青臭い独特のノリがあるところが多く、毎夜歌と踊りのミーティングが行われるのが名物のところや、ギターをかき鳴らしながらお見送りをしてくれるところ、名物ヘルパー(宿にいついてしまう人)がいるところ、などが先輩から言い伝えられていた。

「ミナトはきっと苦手だと思うな」
友達はそう行った。私も体験するまではちょっとそう思ってた。
集団でなんか陶酔したりするのが好きじゃなかった。
でも、どこかのユースで皆で「心の旅」歌ってるときふっと思った。集ってる人によるなあ・・・心地いいのもあるなあ・・・、でも人や場に影響されるのって何て楽で怖いことなんだろうかと。

いや、実は結果は(宿の夜は)おおむね楽しかったんだけど。
でも入り込むタイプではないんだな、、、とぼんやり自分を認識。
当時は、友達の方が私の事をわかっていたかもしれない。

チューリップの曲を聴いたら、何故かあの頃を強烈に思い出す。
あの宿の夜の手触り。きっちりたたまなければいけないシーツの朝。
あのスニーカーはもう捨てたかい?

|

« 国土地理院 | Main | 「聖☆おにいさん」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9635/40444295

Listed below are links to weblogs that reference あのスニーカーはもう捨てたかい:

« 国土地理院 | Main | 「聖☆おにいさん」 »