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2007.12.19

「春になったら莓を摘みに」

梨木香歩さん。
「西の魔女が死んだ」を読んで、あ、このひとはもしかしてかなりmy tasteなんではと思い手にしたエッセイ集。
これは、、、自分の捨ててきたほうの何かを揺さぶります。

ああ、でも全然揺さぶられないひともおおいかも知れない。
自分の所属とか立ち位置とかにあまり思い巡らしたことがないひとには。
例えば、、、「子ども部屋を出たその場から異国」という感覚。
「日常を深く生き抜く」ということについての思索。
私はかなり揺さぶられました。

「西の魔女」の発言や自然描写から、林望氏のイギリスシリーズの「ボストン夫人」を少し思い出していたのだけれど、このエッセイの「ウエスト夫人」(アメリカ出身だそうだが)からも同じ空気。
英国流のホスピタリティ、というか、袖触れ合うも他生の縁、というか。
「理解はできないが受け容れる」ということを観念上ではなく、できてしまうような。

少し、イギリスが近づいてきた。

文庫の装丁も星野道夫さんの写真で可愛い。
年末にきて、今年イチオシ本に昇格しました。

・・・

先週末はR先輩のおうちで白菜豚バラ鍋~。
たのしくて、またかなり呑んでしまった。
30キロ痩せたひとがいらっしゃっていて、こつを伺うが、言うはやすく行なうは難し・・・
(年末だしな・・・ぶる~ん)

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