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2006.12.14

「プラダを着た悪魔」(ネタバレあり注意)

キレーなものは純粋に見て楽しいな~「プラダを着た悪魔」
「戦闘態勢」のどたばた(スタッフがつっかけをプラダのピンヒールに履き替えてるディテールとか)から、ミランダがファッショナブルなコートとバッグを、アンディの前に短い指示とともにどさどさ置くカットワーク。引き込まれましたね。

まあでも、メリル・ストリーブ演じるミランダは、悪魔というより、
何かに身を捧げると、どこか人間らしい部分を削らなきゃ達成できないものもある、そんな感じだよね。
それをひとは悪魔と呼ぶのでしょうな。
だからかな、主人公アンディより、ミランダ、そして第一アシスタントのエミリーの方がよほど共感がもてたし、人間的魅力を感じました。
(きっと、そういう歳まわりなんですね私が・・・)

特にエミリーが、アンディ帰ったあと「仕事大好き仕事大好き」と
呟くさまは、涙なしでは見られないほど。
ミランダが、エミリーに机の上にコートとバッグを放り投げた時は
思わず、それを見たときのエミリーの気持ちを考えてしまって
切なかったね。

アシスタントの仕事は、これを仕事と呼んで我慢して
仕えているなら、まさに魂を売ってる、ような気がするのですが。
彼女たちの方が、ブランドを着た悪魔っぽい気がする。

・・・主人公アンディはさー、最後の職場放棄が許せないな。
「立つ鳥、あとを濁さず」という日本のことわざを教えてあげたい。

ストーリはいまいちかな、と思うけど、メリル・ストリーヴの演技と
ディテールが楽しい映画です。

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