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2005.06.04

映画版「電車男」(ネタバレ注意)

おくればせながら、映画版「電車男」の感想。
予告編の質の良さに、かなり期待して行ったのだか、
ちょっと物足りなかったかな。

たぶん、「電車男」のどこを面白いと思って見に行くかに
よるのだと思うが、私は、

 ・ボケ(電車さん)とツッコミ(「他者」)の絶妙な美
 ・圧倒的な「流れる情報」のぞわぞわさらさら感

みたいなところを、どう映像化しているかなーと
楽しみにしていたのだ。(だから、予告編の電車の窓の外に
テキストが流れてるのに妙にぐっときてた)

映画では、大きな6カットのツッコミに分かれて、
そのキャラクターまで書かれていて、
ハナシとしては見やすくなっていたけど、
テキスト版のハナシは、圧倒的な「他者」の意見の中で、
流されつつ、取り入れつつ、でも自分のことは自分でって、
電車さんが女性に対応できる自己を確立するまでが読みどころだと思ってた。
だから、自分的には、「他者」キャラクターとサイドストーリーは
べつにいらなかったかな。

また、ラブストーリとしてみると・・・古典だよね。
純な男性から見れば純愛物語に見えなくはないかもしれないけど、
女性から見た裏ストーリーは、
「自分の見せ方を心得て、それなりに経験もつんできた女性が、
 人としての正しさみたいなものを持っている男性のよさに
 気付いて、つきあってもよいかなと思い、サインを出す過程」
ぐらいなもの、なんではないでしょうか?

電車の良さがわかる過程が描かれなさすぎて、
そこもリアリティなかったよね。
マトリックスについて熱く語る、みたいな部分が
もっと沢山描かれないと、エルメス側の心情がうそ臭くなってしまう。

あ、戦闘シーンには爆笑。

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