« ガーシュインコネクション | Main | Moving On »

2004.07.25

「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」

新聞広告を見て本屋に直行、1・2巻一気読了!
といってもまだ続刊が・・・!

夢枕獏さん久しぶりに読んだけど、やっぱり面白いね!
コバルト文庫の「猫弾きのオルオラネ」三部作以来、講談社文庫に
なった短編集とかいくつかはつまんだりしたんだけど、
じっくりはつきあってなかったので。
(岡野さん版漫画「陰陽師」は全巻持ってるケド)

まず、タイトルがくっときますね。
空海モノって、いっぱいあると思うんだけど、
どの時代の、どういう面の空海を題材にしてくれているのか、
的確に表現しているし。

あと、あいかわらず、
会話にただよう空気、というか、間、というか、
短い言葉のつなぎで、雰囲気をすごく表せる人だよね。
(まるで山男が、夜空と焚火を見ながら話しているような
 会話の青臭さも良いです。)

兜率宮の章の、槐樹を登っていく部分は、コバルトに入っていた
山を登って女神の出産を助ける話を彷彿とさせますが、
丹翁との対面部分とか、絵にすると凄く綺麗な世界
なんじゃないでしょうか。
「HERO」のチャン・イーモウにでも映画化してもらいたいような世界。

不詳私、
卒論が「弘法大師伝説ー贈与交換される「図像」と「語り」」ですから。
久しぶりに燃えました。

さっきgoogle散歩したら、
このタイトルが長いということで、獏酔倶楽部さんが
略称を提唱しているようです。「シャモクウ」だそうです。

|

« ガーシュインコネクション | Main | Moving On »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

minanaoさん、コメントのレス&トラックバックありがとうございます! 恐縮です!
駄文堕言ばかりですが、お暇なときにたまーにでもおいでいただければ幸いです。
『誰も寝てはならぬ』、とても好きで、連載開始から読んでます!
(モーニングは創刊時から、かも)
なぜ「サラ・イネス」になったのでしょうね? 『大阪豆ゴハン』のときはサラ・イイネスだったようナ・・・。
 こちらも頻繁にお邪魔させていただくと思います。
 今後ともよろしくお願いします!

Posted by: aman | 2004.08.04 at 02:00 AM

コメント有難うございます(^^)
amanさんのサイトも遊びに行きました!管さんもお遍路に出ていたとは、、、垢を落として戻ってくるつもりマンマンですね~?!
楽しそうなサイトなので、これからもちょくちょく覗かせてもらいますね!

Posted by: minanao | 2004.08.03 at 10:27 PM

はじめまして。
同好の士を発見、事後ながらTバックさせていただきました。勝手に失礼いたしました。
凄そうな卒論ですね。読んでみたい、と思いました。
夢枕氏の、そう、おっしゃるとおり、なにか訥々とした語りの間が好きです。
9月の続刊が待ち遠しいデス!

Posted by: aman | 2004.08.03 at 01:10 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9635/1048300

Listed below are links to weblogs that reference 「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」:

» 沙門空海唐の国にて鬼と宴す・・・ってタイトル長すぎだろ!! [百鬼夜行]
 僕にとっては、コミックスの『陰陽師』(岡野玲子)の原作者ってイメージなんですが [Read More]

Tracked on 2004.08.02 at 12:19 PM

» 『陰陽師』ファン必見!の空海本 [――MERCURY in the AIR――]
 夢枕獏著の『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』って、読みました?  同じ著者が手に [Read More]

Tracked on 2004.08.03 at 01:06 PM

» 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之四 [AML Amazon Link]
沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之四 [Read More]

Tracked on 2004.10.10 at 12:53 AM

« ガーシュインコネクション | Main | Moving On »